輸出トラック天気予報 2015年2月

株式会社ライジングサン商会

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中古車輸出天気予報   No.040 (2015年2月版)

このメールは、顧客の皆さま向けの情報配信メールです。お取引をさせて頂いている
企業様のほか、弊社営業担当がお名刺を頂戴した方等にも送らせていただいて
おります。

            中古車輸出天気予報      
                                      No.040 (2015年2月号)
 
今回は東南アジアの不良から優等生に変貌したフィリッピンを特集してみたいと思います。

フィリピン共和国
面積は日本の約8割(意外に広い!7,109の島)
人口:9,234人(2010年)
首都:マニラ、人口約1,200万人
公用語:フィリピノ語、英語
宗教:ASEAN唯一のキリスト教国9割強、イスラム教5%

弊社の営業マンが2月4日~現地を訪問しましたので、そのレポートを含めてお送りしたいと思います。
 私共の業界におきましては、フィリピン向けの中古トラックの歴史は長く30年以上になるようです。私がこの業界に足を踏み入れた25年前頃のフィリピン向けの中古トラックビジネスと言えば皆さん、気をつけろ、危ないから止めておけという事を言われたものでした。特定の輸出業者のみが手掛けていて、新規の参入は困難という感じでした。また現在の様に完成車のままのトラックを出す事は出来ませんでした。100%CKD(Complete Knock Downトラックをバラバラにしてコンテナに詰める)状態での輸出のみでした。また何故かいすゞ旧型のジェミニのディーゼル車マニュアルが現地でジプニー(乗り合いバス)のベースになるという事で、大変人気でプレミア付価格で取引されてました。
 私自身約20年前に現地に視察に行ったことがありましたが、治安が非常に悪く、マニラ行きの飛行機の乗客の日本人もパンチパーマ率が非常に高いという様な異様な雰囲気でした。この当時は経済的にも政治的にもフィリピンは不安定で輸入が一時的に止まるという様な事が日常茶飯事でした。しかし1995~1997年のアジアバブルの際には10トンダンプ(SSZ451、CXZ19Jなど)やコンクリートミキサーなどのフィリピン向け車両の価格が高騰しまた上昇を続けましたが、1997年後半から始まったアジアバブル崩壊の際にはタイと同様に大きなダメージを受けました。私の記憶では1996~1997年の頃に200万円を付けたCXZ19Jのダンプが1999年には50万円程度まで下落した事がありました。この時にタイ、フィリピン、マレーシア、インドネシア、韓国などの経済が崩壊し今後中古トラックや建機の輸出が復活する事があるのであろうか?と思えるくらいに長い間これらの国向けの中古車、トラック、建機の輸出がストップした時期が2年間以上続きました。フィリピンは1998年にGDP成長率がマイナス成長になりましたが、その後順調に安定的な成長を続け、今ではASEANトップの経済成長をする国へと変貌しました。
 意外というか驚くべきはリーマンショックの際にもプラス成長を維持しました。そのフィリピン経済成長の要因としては英語を母国語にしているためコールセンターなどのBPO産業が発展している事、人口も1億人と多く、人口構成がピラミッド型で平均年齢23歳と若くて安い労働人口が多いという事、もう一つは今までも何度か当天気予報に書きましたが海外へ出ている出稼ぎ労働者からの仕送り送金が月間約1兆円あります。BPOや海外からの送金が下支えになり個人消費を増大させている事がGDPの成長の大きな要因になっているようです。資源価格の上昇によって作り出された好景気とは違う側面がベースにあるため、リーマンショックの影響が比較的少なかったと言われてます。
国民の裕福さを測る指標として一人当たりGDPという数値がありますが、ついに今年US$3,000を超える見込みでUS$3,000というのは家電などの耐久消費財が売れるタイミングだそうです。自動車の普及が急に増えるのがUS$5,000と言われてますが、昨年2014年には東南アジアの自動車市場を牽引すると思われたインドネシア、タイがマイナス成長となる中、市場としては小さいもののフィリピンは30%増と好記録を残しました。今後も自動車市場の拡大が期待されている市場だそうです。
私共中古トラック業界におきましても今後も順調に安定成長が期待できる少ない市場の一つでありますので、注視していきたいと考えております。今後の懸念材料は原則的に新車から15年以上経過したトラックを使用してはいけないという法律があるそうなので、この法律が厳格に運用される事になると今現在日本から出荷されている中古トラックはほとんど売れなくなると思われます。この点ともう一つはコモンレール式のエンジンは現地の粗悪な軽油に合わないため故障が頻発し人気がありません。今後はコモンレール式が増えてくると思いますので、現地のニーズに合った中古車が少なくなってくると思われます。コモンレールの問題に対して日本側から解決法を提供するなど少しでも機会を増やせるような施策を考えて行きたいと思ってます。

1)フィリピン向け 前々回:晴れ 前回:晴れ 今回:晴れ

 フィリピン向けの日本からの中古車競合もが激しくなっており、車輌の値段が上がっています。このため同じ日本車を香港や台湾から買うという動きがあります。台湾より香港からの車輌の方が程度が良いということで香港から輸入して買うケースが増えているそうです。 香港では去年から2002年以下の車輌の買い替えが始まっているそうです。そのため販売に出されている車輌が多いとのことです。

2)マレーシア向け 前々回:雨 前回:雨 今回:雨

 宅地の建設が多く行われているマレーシアでは一大プロジェクトである首都から郊外に鉄道を広げる作業が行われています。
その工事に使用している高所作業車200台以上。クレーン車なども多く使われていて活気があるように思われるがトラックの販売は去年末から変わらず鈍いようです。産出国でもあるマレーシアでは今の原油安は打撃になっておりそれに合わせてパームオイルも安くなっています。そのためお金の回りが遅くなっているようです。
また4月から導入する初の消費税6%に今後どうなるのか不安にしている人が多いそうで、輸入中古トラックの買いを渋っています。
今週から旧正月に突入しました。現地のバイヤー曰く今後2か月ぐらいは同じ状況が続くと予想されています。早く活発さ取り戻してほしいところです。

3)シンガポール・インドネシア向け 前々回:曇り 前回:曇り 今回:曇り

 新政権になってからも ジャカルタでは 輸入許可の発行、輸入手続き、車輌登録は今までと変わらないということですが 一部の地方で登録手続き等が今までより厳しくなり時間がかかり在庫の回転に時間がかかるという声も出ています。 手続き等がスムーズというジャカルタも商売の回転に時間がかかるという声も出ています。 手続き等がスムーズというジャカルタも市場がかなりスローとのことで 余分な在庫を持つのは厳しいとのことです。  今 の時期は洪水が多いインドネシアですが今年も2月上旬に大雨がありジャカルタは浸水被害が大きく出たようです。雨季があける3月になれば多少動くのではないかと期待しています。

4)ミャンマー向け 前々回:晴れ 前回:晴れ 今回:晴れ

 3月末到着分で15年式以下の車輌は輸入ができなくなります。
これからは通常17年式以降の車輌の輸入になります。15、16年式もペナルティーを払えば輸入で切るそうです。これらの
3月末で14年式以下の車輌が罰金を払っても輸入できなくなるそうです。カーゴトラックの需要は落ち着いていてトラクターヘッドの需要が上がっているそうです。但し5月から始まる雨季に向けて在庫を絞る動きもあるかもしれません。

☆過去分天気予報は弊社ホームページから御覧頂けます。
www.rst-jp.com

以上、相場予測のような情報も主観として入れておりますが、その情報により損が出たという様なクレームはお受けできませんので悪しからず。
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