輸出トラック天気予報 2015年7月

株式会社ライジングサン商会

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中古車輸出天気予報   No.045 (2015年7月版)

このメールは、顧客の皆さま向けの情報配信メールです。お取引をさせて頂いている
企業様のほか、弊社営業担当がお名刺を頂戴した方等にも送らせていただいて
おります。

中古車輸出天気予報      
No.045 (2015年7月号)

今年の梅雨は梅雨らしく雨の日が多かった様に思います。このところ夏の日差しが照りつける日もあります。皆様におかれましては熱中症にならない様十分に水分をお取りいただければと思います。
 
 以前から問題であったはずのギリシャの債務問題が急に吹き出し、ギリシャ政府は訳の分からない国民投票を行い、結局はEUとIMFにお世話になります・・・みたいな結論に落ち着きそうですね。ギリシャだけで収まればそれほど大きなインパクトは無いのかもしれませんが、同じラテン系のスペイン、イタリアにまで飛び火すると大火事になるのでしょうから、無事に収まってよかったのでしょう。
ほぼ同時にもう一つの時限爆弾が破裂しそうになり、日本、アメリカの株式市場も荒れ模様となりました。上海総合株式指数が急に3割も下落するという状況になり、いよいよ中国経済バブル崩壊か!と思われましたが、さすが一党独裁の社会主義国家です、最終的には上場株の約半数の株取引を停止という荒業に出て株価の下落を止めました。不動産が下落中の中国で中国株に投機のお金が集中して1年間で3倍になっていたようですから、数週間で株価が3割程度落ちたというのは、それ程不思議な事ではないと思われます。少し前までの経済成長期ならまだしも、そんな株価の上昇は考えにくいですね。潜在的には売りのエネルギーが溜まっている様に思います。空売りのチャンスかも知れませんね。調べてみたところCFD取引というデリバティブを使った方法で空売りは可能みたいです。怖いので私はやりませんが・・・。今回の中国株下落時に日本株も大きく下げましたが、何故か同時に円が買われて円高に向かいました。急な円高は日本の景気に水を差しそうなので中国株バブル崩壊は日本経済にも影響するのかもしれませんね。

安保法案や新国立競技場のニューズで目立たなくなってますが、東芝の不正会計のニュースはライブドア、西武鉄道など上場廃止になった会社が行った事よりも、よほど悪質で規模も大きいです。発覚する時期によって不正会計の評価が変わるのは如何なものかと思います。高いお金を払って会計を監査をする監査法人や内部統制みたいな膨大なコストが掛かる方法をもっても不正は無くなりません。この様な無駄なコストを掛けずに不正を行った経営者や担当者を極論で言えば無期懲役みたいな重罰に処すという様な法律に変えた方がよほど社員の方々のためになるのではないかと考えております。コストが浮いた分は社員と経営者で山分けみたいな方がずっと会社は発展するような気がします。

本業の中古トラック輸出事業はと言えば、業界の皆様はお分かりかと思いますが、フィリピンとミャンマー以外のアジア市場は冷えています。インドネシア・シンガポール、マレーシアと大型トラックの主要市場の代表が低迷中でありますので、思ったように売り上げが上がりません。よって弊社としましては鋭意新市場を開拓中であります。逐次新市場の動向等をレポートいたします。

中古トラック輸出事業がやや低迷中でありますので、弊社の事業もうつむき加減かと思われるかもしれません。ところがどっこい、弊社のサブ的な事業であった新車の並行輸出事業が昨年から大きく伸び、前期には新古車を800台輸出し今期は1,200台の輸出を見込んでおります。困った事があります。元々弊社は中古トラックをメインに扱って参りましたので、新車を扱う取引先が少なく新車の調達に支障をきたす様になってきました。読者様の中に新車を仕入れて売りたいという様な会社様がありましたら、是非にお声掛け下さいませ!取引先の中には年間新車の業販で千万単位で利益を出されていらっしゃる会社もあります。今回は集荷リストに欲しい新車も載せさせて頂きます。

今回は私共の様なトラック専門業者には縁が薄いニュージーランドのレポートをお送りします。

ニュージーランド
首都:ウェリントン
人口:450万人弱
一人当たり GDP US$41,500
日本の3/4ほどの国土

NZの商業都市オークランドの港は街中にあり
行った日は 日本から到着した乗用車がざっと
6,000台ほど 新旧問わず 高級車・大衆車問わずあり
我々の専門のトラックは 2トン車が10台あるかないかというところでした。
2008年のリーマンショック時にはNZ$が40円台まで下落しましたが
現在88円前後で 物価はとても高く感じられます。
例:マクドナルドのハンバーガー・ポテト・ドリンクセット 10.50ドル=925円
  1Ltr.の水 2.88ドル=260円 (スーパーの安い方で)
輸出検査・洗車の厳しさで知られるNZですが
制限速度100kmの高速道路を85kmほどで走ってると後続車からずっとクラクションを鳴らされ 「早くいけ」と手で追い払われるなど 速度をみんな出していますが合流地点に 1台ずつ進入のためのゲートがあり
とても安全に合流することができたり信号のない交差点でも 他の車が見えたら無理して割り込みをせず全ての車の通過を待ったりとルール遵守かつ効率的な生活をしてるように感じます。挨拶代わりにヨットレースやトライアスロンなどの会話がされるようにフィットネスセンター等も路面にあり 健康意識も高いように思われます。

街中に走ってる車輌は大型のもので 日本の商業車は全体の半数弱で
ヨーロッパやアメリカ製のものも多かったです。
排ガス規制の問題で 型式の頭文字が3桁以上しか輸入できません。
(例: KL- PJ- 輸入禁止、 BDG-、 PDG- 等 輸入OK)

輸入基準が錆や木床の腐食にとても厳しいですがユニックカーゴやパワーゲート、冷凍車、塵芥車など日本からの特殊ボデーの需要人気は根強く新しく取引を始められるように取り組んで行きたいと思います。

1)フィリピン向け 前々回:曇り 前回:晴れ 今回:晴れのち曇り

 フィリピンでは現在も香港や台湾から車輌の仕入れが続いているようです。香港、台湾、両方ともあまり規模が大きくない市場ですが日本からの仕入れより大分値段が安いそうです。小型や4t車輌は香港、ヘッドや大型ダンプなどは台湾からの買いのパターンが多いようです。
15年落ち以下の車両が現地で登録が出来にくくなる問題については、あまり言われなくなっているようで、
引き続き日本からの仕入れは続いてます。アジアの他の市場が低迷する中、相変わらず一番元気な市場です。

2)マレーシア向け 前々回:晴れ 前回:曇り 今回: 曇り

現地での在庫の回転が遅くなっていると聞いております。エンドユーザーがコンディションに厳しくなり、程度の良い物だけを厳選するという方向になってしまってます。この事から国内のオークションでは程度がいいものは売れ、同じ型式でも程度が悪いものは値段が入らない状態が続いています。
KC‐やKL‐の古いトラックが好まれてますが、古いトラックで程度の良い物は希少でありますので、明らかに取引のチャンスが減ってます。需要が爆発的に増えない限りはこのトレンドに変化は無いと思われます。
マレーシアでは中国製の新車販売を多く見かけますが、新車販売も日本製の中古車と同様に売れ行きが悪いようです。マーケット全体がスローになっているようです。しばらくは我慢が必要のようです。

3)シンガポール・インドネシア向け 前々回:曇り 前回:曇り 今回:曇り

 新大統領の政策のひとつ、 自国製品優遇が始まってるようです。
プロジェクトが始まっても インドネシア製の機器、道具が条件であったりするそうです。また500万円以上の新車や4500万円以上の住宅を購入する際、
購入者が適正に納税しているかの確認のために納税証明の提出が義務付けが始まったそうです。適正な税収を求めるための正当な行為だと思いますが、脱税が当たり前の国ではこの様な当たり前の行為は富裕層の消費を鈍らせる事になるようです。ビジネスマンからはあまり人気のない政府のようですが政策が実施され始めております。
中銀はGDPの成長率を5.6~5.8%と予測していた様ですが、IMFの予測では成長率が5%を切ると見ている様です。
新大統領になってからも期待外れの声が多いようで、インドネリアルピアの下落も止まりません。一部の特殊車両以外は全く興味を示さない状況になっております。

4)ミャンマー向け 前々回:曇りのち晴れ 前回:晴れ 今回:曇り
  
5月時点で貿易統計の輸出先でトップとなっているのがミャンマーです。20,662台のトラックが輸出されています。2位のフィリピンは13,972台でしたので6,000台以上も2位を上回っております。
年式規制により2003年以降の輸出にしては比較的高年式の車輌のオーダーも増えてきています。
10月まで雨季の期間であるミャンマーですが、雨季明けの販売のための仕入れが活発になって来ている様に思います。
カーゴトラックよりもトレーラーヘッドの需要が増加して来ています。アジアハイウェイでの輸送にも使えるという事だそうです。
我々日本人にはトラック輸送の国際化というのはイメージしにくいですね。